共同監修:小梅漢方廠・腑侶鍛漢方医学研究所 五十音順・生薬・薬草・健康茶一覧
 
日・祭日は発送なし)
紅花・ベニバナ・末摘花
(こうか)

ご注意:下記、生薬・薬草の解説の中で記述されている「用途」は、あくまでも伝承される生薬そのものの解説であり、製品情報における商品説明とは違うことを前提といたします。
生薬・薬草の解説(参考資料)
紅花
基源:ベニバナ Carthamus tinctorius L.(キク科 Compositae)の管状花をそのまま、又は黄色色素の大部分を除き圧搾して板状としたもの。


 ベニバナは、非常に古くから、世界各地で栽培されてきた植物です。原産地は、中近東あるいはエジプトといわれていますが、現在では野生品をみることはできません。

最も近縁の植物は、ベニバナに比べてさらに刺が鋭いC.oxacantha で、コーカサス、イラン、アフガニスタン、パキスタンなどに野生しています。

 ベニバナ(紅花)は染料植物として有名で、花(管状花)から取れる染料の色が、漢名や和名になっています。

エジプトでは古くから重用され、ミイラを包んだ布帯が紅花で染められていたと言われています。

一方、ベニバナは薬物としても古くから利用されており、紀元77年に書かれたとされるディオスコリデスの『薬物誌(ギリシャ本草)』に「KINIKOS」の名で記載され、またプリニウスの『博物誌』には「クネスコ」の名で記載されており、エジプト人が重用していたこと、食べる目的ではなかったこと、栽培されていたこと、野生種が2種類あったことなどが述べられています。

当時は種子の搾り汁が、下剤、また乳汁分泌薬として使われていました。

 中国には張華の『博物誌』に「紅花」の記載がみられるように、3世紀にはすでにもたらされていました。

また『金匱要略』に「紅藍花」の名がみられることから、導入後まもなく薬用に使用されていたことがわかり、ベニバナは染料植物としてのみならず、薬用としても世界各地に広がったようです。

わが国にもたらされたのは朝鮮半島経由説と中国大陸から直接もたらされたとする説がありますが、推古天皇の時代、高麗の僧曇徴によって伝えられたとする説が有力なようです。

 ベニバナの花は、現在約30%が医薬品原料に供せられ、あとの70%が天然色素原料として使用されています。

エジプトでは種子が下剤や乳汁分泌薬として用いられていたにもかかわらず、中国で花が婦人薬として利用されるようになったのは、サフラン(アヤメ科のサフランの雌蕊)との混同があったのではないかと考えられます。

番紅花(吐番・西番の紅花)、また蔵紅花(西蔵の紅花)と呼ばれたサフランがあまりにも貴重で入手困難であったため、色、形ともに良く似たベニバナの花を、同類生薬として代用したことは十分に考えられることです。

サフランを「紅花中の逸品」としたり「彼の地の紅藍花」とした記載もあり、少なくとも薬効的には紅花とサフランを厳密に区別していなかったようです。

 ベニバナには有刺と無刺の株があり、生薬の生産には有刺株を用いています。

品質に関して、薬局方では「薬用としては開花初めの黄色の強い花弁を摘み、開花末になると赤色が強くなり、生薬には不適になる」と解説されています。

一方、江戸時代前期の本草書である『大和本草』では、「開き初めの、黄色い物は採ってはいけない。数日たって、紅くなった物を採るべきである」としています。

また、一色直太郎氏は「薬用には鮮紅色のごく新しいものがよろしい。年を経て暗紅色に変じたものはよくない」と記しています。

俗に鮮紅色の物が良いとされているのだとしたら、開花後数日したものが良いのかも知れません。

なお、染料用には開花初期の黄色鋳物を摘み、搗いて発酵させた後に水溶性の黄色色素を洗い出して丸くまとめ(これを紅花餅という)、これから燕脂(ベニ)を作っていました。

局方ではこの紅花餅をもコウカとして規定していますから、この場合には開花初めに採集する必要があります。

 ベニバナは万葉集や古今和歌集に「末摘花」の名で歌われています。

花が末枝から咲き、末枝(ウラエ)の花から順序に摘みとるので、万葉時代に末摘花(ウレツムハナ)とも呼ばれたものが、中世紀になって末摘花(スエツムハナ)と呼ばれるようになったそうです。

↑ ↑ ↑ ここまでが、一般的な生薬・薬草の解説となります。
↓ ↓ ↓ 以下が製品情報となります。
▲このページのトップへ戻る
製品情報
製品情報についてのご注意

商品の包装(袋の色・デザイン等)がメーカーから予告なしに変更されることが時折ございます。

この場合、商品内容、重量、含有成分等には変更はございません。

また、採取時期、不作の場合などに「価格変動」が発生いたしますが、この場合には必ずお客様への商品お渡し事前に通達し了解を得た上で、発送いたします。

万が一、ご注文〜発送・納品までの間に「値上がり」した場合でも、「注文時」の価格を優先させて頂きます。

▲このページのトップへ戻る
商品のご購入
(生薬相場について)生薬の相場価格につきましては、四季の採取状況、収穫高等により年間を通じ2〜3回ほど市場価格が変動いたします。
従って、下記お取引価格につきましては、予告なくリアルタイムに値上げ下げを実施いたしますので、予めご了承くださいませ。(店主・仕入れ業務担当)
・なお、ご注文後に価格が上昇しても、ご注文時の価格を優先いたします。






収穫不良のため高騰中、さらに値上がり予定
医薬品
分類 [日本薬局方]
産地 中国
[商品番号] 2003082026
商品名 ウチダの紅花・原形500g
メーカー ウチダ和漢薬
税込プロたん価格: 4,830円
(送料別)




特定商取引に関する法律に基づく表示
お支払い方法の詳細 ≫
送料についての詳細≫
お問い合わせについての詳細≫
▲このページのトップへ戻る
プロたん漢方サイト・トップページヘ≫
Copyright (C) 2008 Oumekoume.com & ProtanAll Rights Reserved.