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プロたん氏の「なぜなぜ漢方

もくじ
消化器の病気 耳・鼻・咽喉・歯・口の病気
循環器の病気 皮膚の病気
呼吸器の病気 子供の病気
脳・精神・神経の病気 代謝・内分泌の病気
泌尿器・肛門の病気 婦人の病気
骨・筋肉の病気 その他の症状
目の病気


漢方のものさし


陰陽とは?
陰陽とは、病気の時間的な進行の経過と、患者の体力の量的な消長を示すものさしです。

体力が十分にあり、病毒と五分五分に闘っている前半が「陽」で、体力が衰えて、病毒がまさる後半が「陰」です。

陽の時期、つまり味方の力(体力)の優勢な時期には、戦意も十分であり、戦いは熱を帯びています。

急性の感染症では、この陽証期には必ず熱を伴います。
ところが負けの時期になると、つまり陰証の病人は体も冷え、寒さを訴え、熱がないのが原則です。

この陰陽の各病期は、さらに三つずつの時期に分かれ病状が変わって行きます。

陽・・・・太陽病、少陽病、陽明病
陰・・・・大陰病、少陰病、厥陰病(けついんびょう)
実証・虚実間証・虚証とは?
虚実とは、体力の質的な程度をあらわすものさしです。

「陰陽」は時間の推移による消長、変化ですが、虚実はある一定の時点での状態です。

体力が病的に充実しすぎている状態を実証といい、体力が病的に少なすぎる状態を虚証といいます。

体力があって高血圧ぎみ、元気で活動的なのが実証です。

反対に、虚弱体質で年中病気がちなのは虚証です。

充実しすぎている状態も異常で、何事も過不足なしの状態が正常といえましょう。






実証 虚実間証 虚証

表裏
表裏は病気があらわれている場所をさすものさしです。

かぜのような急性熱性病では、発病初期には寒気、発熱、頭痛、肩こり、四肢痛など、体の表面の症状が主体ですが、漢方ではこの体表、表皮を「表」といっています。

かぜが進むと、せき、痰(たん)のような呼吸器症状からさせにすすんで、食欲不振、便秘、時には下痢のような消化器症状があらわれます。

呼吸器のあたりを半表半裏(はんぴょうはんり)と言い、消化器を「裏」といっています。

寒熱
これは、体温の高低とは関係なく、あくまでも患者の内面的な寒熱です。

例えば、体温が高熱でも、患者の手足が冷えていて、「寒い」と訴える場合は「寒」となります。


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