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九味檳榔湯
漢方製剤
【組成】 [細]:6 g中(ビンロウジ4 g,ソヨウ1.5 g,ブクリョウ・ケイヒ・コウボク・キッピ各3 g,ダイオウ・モッコウ・カンゾウ・ゴシュユ・ショウキョウ各1 g)エキス末3.7 g
組成
本剤6.0g中
日局ビンロウジ 4.0g
日局コウボク 3.0g
日局ケイヒ 3.0g
キッピ 3.0g
日局ソヨウ 1.5g
日局カンゾウ 1.0g
日局ダイオウ 1.0g
日局ショウキョウ 1.0g
日局モッコウ 1.0g
日局ゴシュユ 1.0g
日局ブクリョウ 3.0g
上記の混合生薬より抽出した九味檳榔湯の水製乾燥エキス3.7gを含有する。
添加物としてステアリン酸マグネシウム,トウモロコシデンプン,乳糖,プルラン,メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを含有する。
添加物
ステアリン酸マグネシウム
添加物
トウモロコシデンプン
添加物
乳糖
添加物
プルラン
添加物
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
製剤の性状
本剤は灰褐色~褐色の細粒で,特異なにおいがあり,味はやや苦い。
識別コード:N311
【適応】 心悸亢進,肩こり,倦怠感があって,便秘の傾向があるもの:脚気,高血圧,動脈硬化及びこれらに伴う頭痛
【用法】 1日6 g,食前又は食間2~3回に分服(増減)
【注意】
(1)慎重投与
(a)下痢,軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある]
(b)著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振,腹痛,下痢等が現れるおそれがある]
(c)著しく体力の衰えている患者[副作用が現れやすくなり,その症状が増強されるおそれがある]
(2)重要な基本的注意
(a)使用に当たっては,患者の証(体質・症状)を考慮して投与する。なお,経過を十分に観察し,症状・所見の改善が認められない場合には,継続投与を避ける
(b)カンゾウが含まれているので,血清カリウム値や血圧値等に十分留意し,異常が認められた場合には中止する
(c)他の漢方製剤等を併用する場合は,含有生薬の重複に注意する。カンゾウ,ダイオウを含む製剤との併用には,特に注意する
(d)ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので,用法・用量に注意する
(3)相互作用
併用注意
薬剤名等//臨床症状・措置方法//機序・危険因子
カンゾウ含有製剤 グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤//偽アルドステロン症が現れやすくなる。また,低カリウム血症の結果として,ミオパシーが現れやすくなる(重大な副作用の項参照)//グリチルリチン酸は,尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため,血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる
(4)副作用 使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため,発現頻度は不明である
(a)重大な副作用
(ア)偽アルドステロン症:低カリウム血症,血圧上昇,ナトリウム・体液の貯留,浮腫,体重増加等の偽アルドステロン症が現れることがあるので,観察(血清カリウム値の測定など)を十分に行い,異常が認められた場合には中止し,カリウム剤の投与等の適切な処置を行う
(イ)ミオパシー:低カリウム血症の結果としてミオパシーが現れることがあるので,観察を十分に行い,脱力感,四肢けいれん・麻痺等の異常が認められた場合には中止し,カリウム剤の投与等の適切な処置を行う
(b)その他の副作用
(ア)過敏症:発疹,発赤,掻痒等が現れることがあるので,このような症状が現れた場合には中止する
(イ)消化器:食欲不振,腹痛,下痢等が現れることがある
(5)高齢者への投与:一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する
(6)妊婦,産婦,授乳婦等への投与
(a)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[ダイオウの子宮収縮作用及び骨盤内臓器の充血作用により流早産の危険性がある]
(b)授乳中の婦人には慎重に投与する[ダイオウ中のアントラキノン誘導体が母乳中に移行し,乳児の下痢を起こすことがある]
(7)小児等への投与:小児等に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]
(8)取扱い上の注意:天然の生薬を原料としているので,ロットにより色調等に異同があるが,効能その他に変わりはない
(9)直射日光を避け,防湿・涼所保存