排膿散及湯EX散 慢性的なニキビにも
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尋常性ざ瘡は、毛穴に皮脂などの分泌物が貯留し、その患部にアクネ菌などの細菌が感染して炎症を起こしたものをさします。
特に思春期はシンボルとしてご周知の通りですが、成人してからも特に女性の場合、生理やホルモンバランスから起因することが少なくありません。
特に常習便秘、糖分摂取過多、脂質分の多いスナック菓子、強度のストレス、睡眠不足など数えあげたらキリのないほどその悪化の要因が考えられます。
一般的な治療法としては、抗生物質製剤、外用クリーム、洗顔などケアを含め多岐に渡っている事はご存知の通りです。
さて、漢方療法において、ホルモンバランスから影響をきたしているケースの場合には「当帰芍薬散」が多く用いられておりますが、
または、胃腸障害や消化器疾患など併発している場合には「半夏瀉心湯」の服用で寛解するケースが多いと思います。
体力が中等度で生理に関連して発症悪化する場合には「桂枝茯苓丸」などもおすすめしております。
思春期におけるいわゆる「赤にきび」、脂質分の強い吹き出物には「清上防風湯」が当店では多く使用されております。
さて、上記以外の、顔や頭皮、背中一面など原因が特定できず、病院の抗生剤(ミノマイシン等)に常に常用されているお客様をみかけますが、このように、難治性の吹き出物の場合は完全治癒には時間を要し、再燃を繰り返しては再度抗生剤の投与に頼らざるを得ません。
(プロたん漢方外来ケース)
以前、鼻の部分に集中してにきびを発症してしまうお若い男性のご相談客さまがいらっしゃいました。
当人の許可を得ましたので、掲載させて頂きます。羽村市在住N様34歳(大手スーパー社員・中間管理職)
悪化時には「真っ赤に発赤」し、大変目立つお気の毒な状況でのご相談でした。漢方処方はいろいろな薬局で相談をしたが一時は改善するもまたぶり返すという。
結局、好きな酒、タバコを止めたが一向に改善の兆しもなく、むしろ悪化している状態であるという当人の訴えでした。
生活環境のチェック、1日の行動のサイクル、食事のチェックなど並行して指導申し上げ、現在使用されている洗顔料を中止して微酸性石鹸にスイッチ、
排膿散及湯 EX散の単独投与をおすすめ致しました。もちろん他のストアで求められ現在摂取されている「健康食品・サプリ」は一切中止。
当人は「えっ、これだけでいいの?」と、拍子抜けした顔をされておりましたが、訝しげにそのボトルをお持ち帰りになられて、一ヶ月後に再来されました。
未だ患部はそのままでしたが、完全に赤みが消失しており、当人は今までにない効き目であると、明るい笑顔のご返事を頂きました。
生活、食事等、最終は服用方法のチェックと微調整を重ね、二ヶ月目にはさらに改善。集中して鼻の頭から脇にかけての無数のブツブツが三ヶ月目に消失。
四ヶ月目には一時悪化したものの、夜勤が長期続いたためと当人も自覚し、五ヶ月目にはほとんど鼻の状態は治癒しておりました。
このようにあくまでも長期投薬の一例ではありますが、ただ漫然と飲むだけではなく、日常のケアが極めて重要であり、当人の「必ず治す」という強い意志が必要であることは言うまでもありません。
皮膚疾患はよく電話ご相談をお受けいたしますが、申し訳ありません、各疾患の状態、部位、用いる処方も用量も千差万別であり、ご相談の折には当人様がぜひご来店いただきます様申し添えるものです。
















