
これがPOS山崎号の初回バージョンVer.1.0
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初回バージョンVer.1.0
ガタガタのIBMパソコン(お古)が、あったのでこれを使用することにいたしました。
まず、マザーボードが完全にいかれていましたので交換。
すでに純正部品がなくて、ほとんど全ての配線、ネジに至るまで山崎氏と夜な夜な悪戦苦闘の連続。
98SEを再インストールから設定に至るまで、途中、中断もあり、延べ所要日数は約40日間の戦いでした。
本体:IBM Aptiva10J
(AMD-K6-2/380Processor)
Memory 64MB (あとからさらに64MB増設)
Hard DISK 6GB
Ethernet 100Base-T on borard
Windows 98SEから、Meに変更(Ver.1.0→Ver.1.5)
CRT:IBM 15インチ純正(一時捨てようと思いましたが、いざ設置してみると、これはとても良かったと思います。二人とも気に入りました。)
組み立てが終了し、これを動かすソフトを何にするかでずいぶんと山崎氏とで議論いたしました。
やはり試行錯誤を繰り返し、二人の一致した意見で、人気のシェアウェア、「総合販売管理パソコンPOSシステム Nyushukka(入出荷)」にいたしました。
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Nyushukka8.02.1
(山崎氏お気に入りのメイン画面。ボタン、背景なども簡単にカスタマイズできるよう設定されているが、このノーマルの画面がセンス一番だ!)
このソフトはEPSON OPOS ADKをインストールすることにより稼動する。
◎このソフトの製作者(著作権者)は川崎政則氏。
個人による開発のようで、本当に驚きました。
先日は縁あって、メールで何度かやりとりをお願いいたしましたが、「創造物がユーザー様に喜んでご使用頂ける事が何よりも嬉しい事」と、実に謙虚なお考えで、ただ、ただ頭が下がる思いです。 |
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Nyushukkaのご紹介
このソフトは各Windows上で動作するパソコンPOSソフトウェアで、
機能は実に多彩。
例えば、販売、仕入、棚卸業務、売上確認、在庫確認、販売分析、商品発注、顧客管理(会員番号バーコード印刷機能付き)などをすべて、このソフト上で行う事ができるすぐれものです。
山崎氏と二人して、このソフトに出会い、なんのためらいもなく、すぐに決定いたしました。
まず気に入ったのは、いわゆるレジ入力のメイン画面。とにかく「格好いい。。」の一言です。
それと、このソフトを稼動させるのに用いるEPSON OPOS ADKがすでに当初から格納されていること。これは面倒がなくてよい。
一般的には、EPSON OPOS ADKを利用するには、EPSON社のサイトにアクセスし、一旦ダウンロードの申請をして、ダウンロード。
解凍→インストールの手順を踏む。
ただし、Nyushukkaのバージョンにより、準拠するOPOS ADKのバージョンがあるから、あまり単独行動はせずに、ここはNyushukka本体と一緒に格納されているOPOS ADKをそのまますなおにインストールをする方が無難。
小生らの記念すべきPOS山崎号の初回バージョンVer.1.0はNyushukka8.02.1とEPSON OPOS ADK Version 1.95Jとの
セットです。
注意すべきは、インストール終了後、デバイスの設定を間違えずにすること。機器セットアップにおいて、OPOS設定で、初期論理デバイス名の入力欄があるが、ここが二人とも全く理解できなかった。
この件については製作者川崎政則氏のホームページ「Q&A」にしっかりと記述されているので、つまづいた時にはご覧になると大変参考になります。
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周辺機器 事例1.(サーマルプリンター)
EPSON TM-T88Uサーマルレシートプリンタ |
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感熱紙ロール紙は某安売り屋で、多く購入し、
(10年保証につられてしまった・・・・・・。笑)
のちほど粗悪品であることが、判明いたしました。
なんと、数ヶ月で、印字が消えてしまうのです。
(家計簿をつけているお客様からの大クレーム)
お店のポリシーも疑われかねないので、今度は
ちゃんとした耐久品を購入し、現在に至ります。
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ドライバーの入手:EPSON社のホームページ「I LOVE EPSON」にアクセスして、ダウンロードコーナーから入手する。
業務用の機器であるため、一般ユーザー用の詳細説明書やドライバー格納のCDなどは付属されていないようだ。
(もっともあてにはしていなかったが・・・・。)
80o幅ロール紙モデル
パラレル使用です。
USBだと、少し遅くなるのか?
ドライバーをダウンロード、解凍し、インストールする。
特に大きな困難はなかった。
テスト印字モードも良好で、終了後Nyushukka、OPOSの設定。
そして、試しに入力印字してみたが、するすると、あまりにも高速に
印字されて出てきたので、最初は故障かと思ったぐらい。
大きな感動がありました。 やった!
毎秒28.4行
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こんな感じでするすると
でてくる。山崎氏も興奮していました。 |
とても綺麗に印字。
お店の情報なども好きなように
入れられ、オーダーメイドの
感覚十分! |
このサーマルプリンターはやはりネットで知った、特売店から「超お得値59,000円」で購入いたしました。ケーブル、電源(別売り)もセットで購入した方が、あとあと楽です。
今はどうか知りませんが、小生が購入したときは業務用取り扱い品ということですので、ほとんど仕様説明とか、ドライバーCDなどのような気の利いたものは一切ございません。全部セルフでシステム組みをする・・・・・そこが又、楽しいのです。
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現在発売されているサーマルプリンターの中でも、超人気のEPSON TM-T88Vサーマルレシートプリンタです。
ドロップイン方式によりロール紙交換が容易であり、80o幅ロール紙モデルと、58o幅ロール紙モデルを用意している。旧モデルTM-T88Uとの違いはさらに機能が進化。さらなる静音高速印字を実現している。
150mm/S, 毎秒35.5行
小生が次に狙っているプリンターです。 |
周辺機器 事例2.(キャッシュドロア) (・・・要するに銭箱)
EPSON DSA-35ED
幅330mm×奥行き460mm×高さ104mm
重量 約7Kg・・・けっこう重たいです。 |


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キャッシュドロアは山崎氏がどこかに行って、ジャンク品を仕入れてきました。(鍵が一つ曲がっており、本体2箇所キズがついていたが、あとはほとんど新品同様)
小生は何も知らず、「キャッシュ・・ドロって、現金泥棒のことかい?」なんて、言いながら浮かれておりました。
上記、TM-T88シリーズのレジプリンタは、DKD(Drawer Kick Driver)と呼ばれるドロワ接続インターフェースを備えた機種で、プリンターがキャッシュドロアに信号を送り込み、「がっちゃん」と自動的にオープンするのです。
なぜ、こんなことができるのだろうと、 ドロアの引き出しをとり、中をしげしげと覗いてみたものです。
何か拍子抜けするような単純な構造でした。
DKDはメーカー間で電気的仕様が異なるため、使用するプリンタ機器により適合するドロワを接続する必要があるとのこと。つまり同じコネクターを使用しているが、信号が異なるため、開かない・・・ということもあり得る(悲惨)。
ドロア選びは事前にこの適合性を調べておく必要があります。
ちなみに左写真のように紙幣3ブロック 貨幣5ブロックのトレイが入っている。
少々こじんまりしているが、当店ではこれで十分。
さらに上位機種となるとDMA-48EDV紙幣4ブロック 貨幣8ブロックなんていうのもあるが、寸法、重量ともに大きくなるので、設置する場所をあらかじめ確保しておくのは言うまでもない。
自身が思っている以上にドロアは大きいのだ。
サーマルプリンター同様に、OPOSにおいてデバイスの設定を忘れずにすること。論理デバイス名も同じく留意が必要。
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周辺機器 事例3.(バーコードリーダー) |

最近はカラフルな色が流行っているようで、
ピンクだ、ブルー、いやグリーンだのと、山崎氏
とは、ささいなことでも夜を徹して語りあった。
結局決定したのは従来からのノーマル色。
(トラディショナルホワイト)
こういったいろいろな機器やソフトを買い揃えていくのは、お店の経費からは基本的には落としておりません。自分らの月々の小遣いから捻出するのです。
つまりホビーなのです。
従って完成まで月日がかなり経過しますが、限られた予算の中で、組み立てていく楽しさは格別です。 |
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バーコードリーダーは、以前から比較すると格段に安くなった。
お父さんがいきつけの「飲み屋」さんの回数を少し減らすだけで、購入できる・・・・。
ちなみに、小生が購入したネット販売においては、左写真の バーコードリーダ
(USB仕様) が約半額の19,900円(税抜)で購入できました。
ただ少々不満なのは、やや感度が劣るということ。
やはり次回はレーザー(ビーム)のスキャナーが欲しくなりました。
釣りに行く回数を減らせば買えると思うけど、一体いつになるやら・・・・。
それと、意外と購入忘れしてしまうのが、バーコードリーダ置き台(ホルダー)。
なぜか、セットでは売っていないので、必ず一緒に購入しておくとよい。特売で概ね相場で3,000円弱で売っていると思います。
バーコードリーダーはインターフェースがUSBであると、最近はパソコン本体の前面にも簡単に差し込めるため、予算に余裕があれば、この機会にもう一つ余計に買っておくと便利です。
小生は自身の愛用パソコン前面、又はノートパソコンにもバーコードリーダーを接続しており、データーベース構築時に一役かっている。
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ここまでが、「POS山崎号」初回バージョンVer.1.0のご紹介
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次にカスタマーディスプレー設置が転じて、デュアルモニターへ
「POS山崎号」チャレンジバージョンVer1.50のご紹介
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さて、「POS山崎号」初回バージョンVer.1.0の製作は、当初の計画に入っていた「カスタマーディスプレー」の設置を残し、とりあえず一旦休止しました。その理由として、
1.あの小さな「カスタマーディスプレー」の点のような「字」を果たして何人のお客様が注目してくれるだろうか?
2.ならば、大きな「カスタマーディスプレー」をつければそれで我々「売る側」の義務は果たせるのか?
3.「カスタマーディスプレー」の表示は基本的には、金額表示→合計金額→預かり金額→つり銭・・と一連の流れの中で、
お客様側からは「確認」、あえて言わせてもらえば、「何となくわかれば良い」的な部分もあった。
しかしながら、最近のコンビニエンスやスーパーPOSレジは年々進化しつつある。その背景として年々ユーザーサイドからの各種クレームをはじめ顧客からのアンケートなどの影響が大きいとのことである。(知人のコンビニ店長談)
4.消費者はさらなる明瞭会計を望み、レシート印字に入る前に、何をどれだけ支払うのか、一目瞭然でなければならない。
従って、お客様側から見て、レジ操作はすべて見えるほど「安心」ということになる。
5.・・・だったら、いっそうのこと、デュアルモニターにしたらどうだろう?つまりお客様側にも全く同じレジ内容(当たり前のことであるが・・・)が映るモニターをもう一台用意する。
これは、近隣にDOS/Vパーツショップがあったので、ビデオカードの入手、差込んでマルチ(二画面)表示はすぐに実現いたしました。
6.でも、・・・・本当の我々の心境は・・・・お客様に、「我々はこんなに素晴らしいソフトを使用しております」という「顕示欲」があったことは否定できません。
この機器を導入するにあたり、お店のスタッフからは「ここまでやるか!」と、大ヒンシュクものでした。現在では皆さんすっかり慣れて、お客様からよく「褒められる」、「メーカーはどこの?」と聞かれるとかで、ウケはまあまあでございます。
 LM14XV(14インチ)を2基、超破格値?1基19,800円で購入する。
このNyushukka(入出荷)というソフトは「黒」がなかなか似合う。。。と小生が言うと・・・いや「白だよ。ぜったい白だ・・。」と、山崎氏は反論。
なんと、決定するのに3日かかりました。
本業が税理士、妥協を許さぬご性格か、一歩も引かず・・・結局、小生の購入した黒が合わなかったら、白も購入するということで決まり。結局、設置した日に山崎氏の「やっぱNyushukkaは黒だ。黒できまりだ!」と。・・信じられない。
7.レジ操作側からすれば、あまりにもレジ内容をオープンにすると、失礼な話で恐縮ですが「チョンボ」ができない、「売変キー」で変更しづらい、現在のお客様の後ろに並んでいるお客様からも「何を購入したのか」わかってしまうため、プライベートが守れない。
などなど、道義的な部分を含めて、全面表示は不可という形をとってきたと思う。
8.反面、我々のような中小店舗におけるキャッシャー(清算)コーナーはどうだろう?ショッピングカートに食品を山積みした主婦がずらり並ぶこともない、一人、一人接客後、お勘定場に入り、一品目説明をしながらPOSレジを操作することが多い。
9.さらに具体的に言うならば、当社のような薬局の場合、保険一部負担金、外税商品、非課税など混在して清算することが非常に多い職種でもある。
特に調剤の場合、細かい話で恐縮であるが器材料(軟膏壷、ボトル等)は50〜100円を実費として徴収することが多く、これを患者にレジを通じてビジュアルに説明すると大変ご納得がいくようです。
7.で案じられていた「プライベートの保全」も、液晶画面である程度角度を調節すれば、そのお客様の後方からでも死角になり、十分に対応できるという結果が得られた・・・・ということ。
この「POS山崎号」を製作するにあたり、久しぶりに二人して無邪気にはしゃぎながら、システムを構築することができたのも、ご縁があればこそ。製作中にも、そして現在、設置後にも「経営者」として「POS山崎号」から教えられることは多々ございます。
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実に残念な冬・・・・・。
完成祝いに、来週の金曜日お前さんとどこか遊びに行こう。手料理の美味い店を知っているんだ・・・。と言い残し、それじゃあ失敬・・・と手を振りながら黒いコートの後姿。
それが彼との最後の夜でした。
冷たい北風が吹き始めた11月中旬、山崎氏は職場(自身の事務所)で突然倒れ、救急で搬送中に心不全で急逝されました。
小生も悲報を聞き、出張先から駆けつけましたが、さすがに茫然自失、なんとも言葉では言い表せません。
「無邪気に生きたい。」と、山崎氏の口癖でした。小生と同世代、頑固一徹でしたが、情にもろく、反面「仕事の鬼」。
そもそも小生が大病し、ほとんど寝たきりになった時に、突然見舞いにきて、「実に良い逆境だ。君にとって又とないチャンスだから・・やれよ。」と、言ってNECの98シリーズをいとも無造作にプレゼントしてくれたのも彼。
口は非常に悪く、巷からは大きな誤解を受けたことも何度かあったようで・・・・根は優しく正直一筋。顧客からは絶対的な信頼を得ていた点は小生は今でも敬服しております。
付き合いが長いだけに、いろいろ思い出はつきません。
現在残された彼の事業所は、同じ国立大学法学部出身の子息(幸一くん:公認会計士)が立派に継承し、父が築いた屋台骨を背負い、総勢15人の経理スタッフらを率いる姿を見ると、思わず感動し涙がこみ上げて参ります。
老後はお前さんと仲良く養老院でも入って、ソフトの構築でもしよう・・・と、その約束も果たさず先に逝ってしまった。
「このレジは先生が使ってください。」と後日、彼の細君と幸一くんが小生の薬局にやってきて、「その方が父も喜ぶでしょう。」と言われました。
山崎氏のいわば「生前の作品」でもあるため、小生からお返しする旨を申し出ておりましたが、結局小生が「形見」としてお預かりすることになりました。とても有難いことです。
奇遇にも小生の薬局の至近に東京随一の広さを誇る霊園があるが、山崎氏は今、そこに永眠されている。
(東京都あきる野市 西多摩霊園)
昨年の師走、小生も何のためらいもなく、そこへの「入居申し込み」をしました。小生の墓は今月2月に完成とのこと。
「向こう」へ行っても、彼と再度「パソコン談義」ができるなんて、本当に楽しみがまた一つ増えました。
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