作成又は改訂年月
2007年7月作成
日本標準商品分類番号
875200
薬効分類名
漢方製剤
承認等
クラシエ芍薬甘草湯エキス細粒
承認・許可番号
承認番号 (61AM)3505
薬価基準収載年月
2007年7月  
販売開始年月
2007年7月 
*1986年10月  *旧販売名による
貯法・使用期限等
貯法:
直射日光をさけ、吸湿注意。
  開封後は密栓保存。
使用期間:
  3年(使用期限は外箱・ラベルに表示)
組成
本薬1日量(6.0g)中
日局シャクヤク 6.0g
  日局カンゾウ 6.0g
  上記の混合生薬より抽出した芍薬甘草湯エキス粉末2,900mgを含有する。
  添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局結晶セルロース、日局乳糖、含水二酸化ケイ素を含有する。
製剤の性状
剤形
(色・形状)
内容量
(1包中)
識別記号
淡かっ色の細粒で、特異なにおいがあり、味は甘い。
3.0g
KB-68
2.0g
EK-68
一般的名称
芍薬甘草湯
禁忌 (次の患者には投与しないこと)
   
1. アルドステロン症の患者 [疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
2. ミオパシーのある患者 [疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
3. 低カリウム血症のある患者 [疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
   
効能又は効果
急激におこる筋肉の痙れんを伴う疼痛
用法及び用量
通常、成人1日6.0gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
<用法及び用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
使用上の注意
慎重投与 (次の患者には慎重に投与すること)
高齢者 (「高齢者への投与」の項参照)
重要な基本的注意
1.

本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。

2.

本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。

3.

他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

相互作用
併用注意 (併用に注意すること)
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
(1)カンゾウ含有製剤
(2)グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
(3)ループ系利尿剤
   フロセミド
   エタクリン酸
(4)チアジド系利尿剤
   トリクロルメチアジド
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパシーがあらわれやすくなる。(「重大な副作用」の項参照) グリチルリチン酸及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。
重大な副作用
1. 偽アルドステロン症:
  低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
2.うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍 (Torsades de pointesを含む)
  うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍 (Torsades de pointesを含む)があらわれることがあるので、観察 (血清カリウム値の測定など)を十分に行い、動悸、息切れ、倦怠感、めまい、失神等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3.ミオパシー
  低カリウム血症の結果として、ミオパシー、横紋筋融解症があらわれることがあるので、脱力感、筋力低下、筋肉痛、四肢痙攣・麻痺、CK(CPK)上昇、血中及び尿中のミオグロビン上昇が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
4. 肝機能障害、黄疸:
  AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
 
頻度不明
過敏症注1) 発疹、発赤、痒等
消化器 悪心、嘔吐、下痢等
  注1) このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない]
薬効薬理
筋痙攣に対する作用1)
  血液透析中に筋痙攣を起こす患者4例 (男性1例、女性3例、45〜72歳) に本剤を1日6g、1ヶ月間投与した。1例は痙攣が完全に消失し、2例に痙攣頻度の低下と症状軽減がみられた。
包装
クラシエ芍薬甘草湯エキス細粒
1.   KB-68
   3.0g×28包
   3.0g×168包

2.   EK-68
   2.0g×42包
   2.0g×294包
   500g

主要文献及び文献請求先
主要文献
1)

日ノ下文彦ほか:和漢医薬学雑誌, 11, 294 (1994)

文献請求先
クラシエ薬品株式会社 医薬学術部
〒108-8080 東京都港区海岸3-20-20
製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称及び住所
発売元
  クラシエ薬品株式会社
東京都港区海岸3-20-20 (郵便番号 108-8080)
 
製造販売元
  クラシエ製薬株式会社
東京都港区海岸3-20-20 (郵便番号 108-8080)