木天蓼・虫瘤 もくてんりょう マタタビ またたびのむしこぶ

またたび
木天蓼 マタタビ虫瘤(むしこぶ)
【参考資料】
マタタビ虫瘤(むしこぶ)
猫の万病薬として知られる。
雌雄異株のつる性落葉植物。
夏、ウメに似た純白の花を下向きにつけ花の時期に葉の先が、半分だけ白く変色する。
花の小房に小さな昆虫が産卵するとこぶ状になりこれが生薬となる。
[生薬] 木天蓼:10月に果実を採集し、湯通しをして天日乾燥する。
麻酔性の香りがあり、味は辛くて酸味がある。
[薬用] 神経痛、腰痛、リウマチなどに粉末1回1gを3回服用する。民間では、つるや葉を浴湯料として用いる。
または、1日量を10~15グラムとして煎じて用いる。
[成分] イリドミルメシン、イソイリドミルメシン、ジヒドロネペタラクトンのほか鎮痛効果のあるアクチニジンを含む。
[栽培] 多少の湿気があれば土質を選ばず、挿し木によって何時でも簡単に苗を取ることができる。
猫に発見されない所で栽培したほうがよい。
マタタビの乾燥した茎葉根・天木蔓(てんもくつる)も同じ効き目があるとされてるので、木天蓼(もくてんりょう)と同様に1日量を10~15グラムとして煎じて用います。
マタタビ(木天蓼(「もくてんりょう」とも読む)、Actinidia polygama )は、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本である。別名夏梅ともいう。
葉は蔓状の枝に互生し葉柄があり、形は楕円形で細かい鋸歯を持つ。6月から7月に径2cmほどの白い花を咲かせる。雄株には雄蕊だけを持つ雄花を、両性株には雄蕊と雌蕊を持った両性花を着ける。花弁のない雌蕊だけの雌花を着ける雌株もある。花をつける蔓の先端部の葉は、花期に白化し、送粉昆虫を誘引するサインとなっていると考えられる。近縁のミヤママタタビでは、桃色に着色する。
日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアでは千島列島、朝鮮半島に分布し、山地の林縁に自生する。低位の山を散策すると割とよく見かける。
若い果実は辛いが熟すと美味しい。薬用酒(マタタビ酒)の素として果実がよく使われる。因みにキウイフルーツもマタタビ科である。
ネコ科の動物はマタタビの臭い(中性のマタタビラクトンおよび塩基性のアクチニジン)に恍惚を感じ、強い反応を示すため「ネコにマタタビ」という言葉が生まれた。
蕾にタマバエ科の昆虫が寄生して虫こぶになったものは、木天蓼(もくてんりょう)という生薬である。冷え性、神経痛、リューマチなどに効果があるとされる
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