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にきびと漢方

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お客様におかれましては、いつもお問合せ、ご質問をありがとうございます。
こちらコンテンツ統合サイトを構築とのことで、小生のプライベートページより転載いたしました。
今回はニキビについての漢方特集です。

【ニキビについて】

ニキビにもいろいろありますが、思春期のニキビとは又別に成人してからのニキビ、吹き出物、これも広義の意味でのニキビに入ると思います。

毛穴がどうしても詰まりやすい状況や、体質を形成していると、どうしてもアクネ(菌)がはびこり、炎症をきたして小さな化膿部分がポツポツできてしまう。

これが繰り返されると、ご承知のように汗をかきやすいお顔の周囲、目元、鼻元、首筋周囲にかけて発症してしまいます。

当初は黒い点状であったのが、膨れて白くなり(いわゆる白にきび)、次に進行すれば本格的な赤ニキビとして慢性化いたします。

特徴としては一般論として意外と「乾燥肌」の方に多く、他疾病、例えばアトピー性皮膚炎などとも混在することもあります。

この場合には難治性ですので、ひどくならないうちに皮膚科などとりあえず・・・というと、ドクターには失礼ですが、病院治療が優先されます。

病院内における治療につきましては、もう既にご経験ずみですからくどくどとは申しませんが、内服薬の抗生物質が処方されます。
繁用処方としては、TC(テトラサイクリン)系のミノマイシン50mg~100mgの内服錠、さらに塗り薬として消炎剤がでます。

また、症状がかなり進んでいる場合には、合成抗菌剤のアクアチームクリームなどが処方されるようです。

概ね、1~2週間処方で、症状は軽減し、原因的に完治はしないものの、とりあえずは増悪期からは脱することが可能です。

しかしながら、簡単に治癒したと安易に考え、継続して病院のお薬を長期続ければ、当然抗生剤その他の副作用も懸念されますので、薬剤師としてもあまり長期はおすすめできません。

いいところ、一ヶ月というところでしょう。

【平素のフォローについて】

平素のお肌の手入れ、つまり洗顔や、私生活サイクルの是正、ストレス解消、睡眠不足の見直し、刺激物の摂取(アルコールを含む)の改善なくしては、今後の根本的な「治癒」は望めません。

食事はもちろん脂質分を極力抑えることは言うまでもありませんが、過量な糖分摂取もニキビの原因となります。

あれも駄目、これも駄目と言いますと、かえってストレスになりますので、糖尿病患者さま以外には食事についての指導は当店はあまり致しません。お客様におまかせいたします。

但し、水分摂取だけは別でございます。

東洋医学的な考えの中に、「気・血・水」という理論があり、これが外部的ストレスを受けると一種の歪(ひずみ)ができます。

正三角形の「気・血・水」の結束が歪み、気は「うつ」、血は「血行不良」、そして肝心な水は「水分分布の偏在」といいまして、いわゆる水はけの悪くなる状態、これが「水毒(すいどく)」を形成いたします。

我が「プロたん薬局・漢方外来」においては平日午後には大勢の患者さまがご相談においでになりますが、「病院に通院しても治らない」、「再発を繰り返す」という患者さまがあとを絶ちません。

ここ15年来のデーターを総括いたしますと、思春期のニキビは除外をするとして、大人のニキビを繰り返す方の実に約75パーセント以上が、「水の循環が悪い」、いゆゆる「水毒」の状態でした。

従って、皮膚に潤いを保たせるためにも、「水分補給」は必須条件であることを敢えて附記させて頂きます。

具体的には、毎朝起きて、何ccの水をお飲みになられていますか?

私は、今、そろそろ還暦を迎える歳ですが、朝起き抜けに「ダイドーのMIU」(海洋深層水)500MLを自販機で購入し午前中に必ず1本のむことにしており、そろそろ2年を経過いたしますが、大変調子が良いです。

別にダイドーさんの宣伝する気は毛頭ありませんが、全身への皮膚の水分補給は活動準備段階のできるだけ午前中にするように、難治性ニキビのお客様へは申し渡しております。

それと、洗顔ですが、もちろんされていると思います。

ただ、洗顔方法ですが、私は1日、朝夜の2回と話しております。

中には宗教的に、洗顔、ただ洗顔と1日に何度も洗顔とアドバイザーがお話しされているのを読みましたが、これは私的に言えば大きな誤りであり、逆効果になります。つまり洗顔しすぎると皮脂の分泌が増えて逆にニキビができやすくなります。

使用される石鹸は、必ず酸性の石鹸をおすすめしています。

プロたん薬局で推奨販売している「ファミリアンボディーソープ」は単なる洗顔だけではなく、アトピー兼用で、非常に応用範囲の広い酸性石鹸です。PH5以上の石鹸はできるだけ使用されない方が無難です。

ファミリアンボディーソープに興味ある方はぜひこちらで、お求め下さい。

→ http://www.protan2002.com/mado/kousin7.html

【ニキビの漢方】

漢方の世界でのニキビの位置づけは、体質的に、体力が充実している「実証(じっしょう)」の方がなりやすいと位置づけているようです。

体格良く、バリバリ仕事をされるような「走るタイプ」です。

当店ではそれよりも、少しレベルを落とした「虚実間証(きょじつかんしょう)」(中間証とも言います)の人が、かなりの構成比を占めておりますので、証の適応につきましては、この二つの「証」について話をしてもほぼ間違いないと思います。

中には珍しく「虚証」のお客様がご相談にお見えになられますが、いろいろと調べてみると、他に疾病をお持ち(常習便秘)であったり、現在病院で強い薬剤の投薬を受けていたりすることがあります。

まれにひどい血行不良が原因で難治性のニキビのご婦人がいらっしゃいましたが、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を三ヶ月投薬しウソみたいに綺麗に完治されたお客様がいらっしゃいました。
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」 → http://www.protan2002.com/list2/2003041321.html

さて、実証と虚実間証の漢方を以下列挙いたしました。 もちろん男女兼用です。

【清上防風湯】せいじょうぼうふうとう

実証タイプの方におすすめしています!

こちらです。→ http://www.protan2002.com/list2/112.html

特に顔全体が赤みを帯び、ほてっている状態が多いお客様。スポーツマンが当店のお客様に多いのです。
顔の油気が多い割には、基本的には乾燥肌とアンバランスなタイプですね。
ストレスから生じるようなニキビにもおすすめしています。

男性のお客様で、俺は便秘していない。。というニキビのお客様がいらっしゃいましたが、下痢と糞詰まりの繰り返しなのだそうで、これは便秘の範疇に入ります。
うまく解毒されない状態であり、慢性化を辿る恐れがなきにしもあらずです。

当、処方は当店で一番でておりますが、製品の人気は一元の清上防風湯錠という服用の便利な錠剤タイプです。

一元の清上防風湯錠はこちら → http://www.protan2002.com/list2/112.html

小生がおすすめする場合、個人の症状にもよりますが、慢性化、又は再発の繰り返しで病院にあまり行きたくない患者さまばかりですので、まずは根底からの原因療法・体質改善をすすめる意味で三ヶ月投薬をおすすめします。

一元の清上防風湯錠の2000錠→ http://www.protan2002.com/list2/112.html

【十味敗毒湯】じゅうみはいどくとう
これも実証タイプのお客様です。

上記、清上防風湯と違うのは、まず「じんましん体質」、「根っからの化膿症」であることが、処方決め手のポイントになるかも知れません。

これは、慢性ニキビ体質と言って、顔、頭といわず背中一面にもでます。

増悪期には無理をせずに二次感染(化膿した場所にさらに別の菌が感染.)を防ぐ意味で、病院での抗生剤治療をお受けください。

次に、徹底的な漢方療法です。少しお時間を要しますが、やはり三ヶ月投薬です。それを1クールとして、改善したのであれば、一度、2週間ほど休薬されてください。
まだ「おかしい」という兆候が少しでもでたら、さらに1クールを実施してください。
これで何人ものニキビでお悩みの近隣患者様が改善しております。

十味敗毒湯はいろいろなメーカーの製剤を取り扱っております。

例えば一元の錠剤タイプは、
⇒ http://www.protan2002.com/list2/2003041316.html

この処方の人気一番はやはり前述の一元製薬さんの錠剤タイプ。それと小生が優良製剤と認める「三和の十味敗毒湯」です。
両方ともに錠剤(三和は細粒もあります)ですので、管理しやすく、お若いお客様に喜ばれております。

一元の十味敗毒湯はこちら → http://www.protan2002.com/list2/2003041316.html

長期投薬から考えれば2000錠タイプが価格的に得です。もっとも、お試しになるのであれば350錠タイプもございますが、23日分では改善度がまずわかりません。

おすすめの、三和の十味敗毒湯はこちら → http://www.protan2002.com/sanwa/29.html

こちらの三和の包装は一つ1000錠タイプとなりますが、一元さんに対抗してプロたんでは1000錠×2個セットをつくり好評です。
小生、個人としては三和の十味敗毒湯1000錠×2個セットをおすすめしているのですが、どうもお客様の人気は一元さんの十味敗毒湯2000錠に傾倒しているようで。やはり一元さんのリピート率は高いですね。

【荊芥連翹湯】けいがいれんぎょうとう

これは、虚実間証のお客様向きです。中高生も求めになられています。

この変な名前の漢方処方は実は当店が得意とする「花粉症」や「慢性鼻炎」の特効漢方として弊店開設当時から地元のお客様に延々と推奨してきた経緯があります。
とにかく、東京とは言え、薬局のおかれている西多摩は花粉がひどく、この製剤が毎年2~5月まで人気を呼んでおります。

実はこの処方はもともと首から上の充血症状をとる「皮膚疾患」や「アトピー」などに多用されている処方です。長期連用でも副作用はまずないと申してよろしいかと思います。

当店では思春期のニキビをはじめ、お子様の鼻炎、大人のニキビや蓄膿と応用範囲が広く、漢方外来でも売れっ子の処方と言えましょう。

製剤は当店では、他製剤を押し分けて、まず三和の荊芥連翹湯錠が一番人気でございます。

三和の荊芥連翹湯はこちら → http://www.protan2002.com/sanwa/12.html

虚実間証の慢性的なニキビにも使用でき、鼻、口周りの慢性的、集中的なニキビにはまず当店外来の「第一選択薬」としてスタッフ一同申し合わせております。

三和の荊芥連翹湯の錠剤タイプは春先に異常なくらいお問合せを頂きますが、平素はニキビの治療、体質改善の漢方としてお客様にはお渡ししている次第です。

以上、漢方療法に関わる各種処方をご紹介申し上げましたが、前述しましたように、一人一人の体質は食い違い、それぞれその疾病、症状にも個性がございます。漢方処方の選択には、「証」(しょう)の見極めが必要であることは申すまでもないことです。

よくわからない場合には、専門薬剤師がアドバイスできますので、どうぞご遠慮なさらずにメールを下さい。

最後までお読みいただき感謝申し上げます。

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