| プロたん漢方サイト〔青梅小梅漢方廠・腑侶鍛漢方医学研究所〕 | ||||||||
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| 特集!薬剤師:プロたんが語る症例と処方解説 | ||||||||
| 『自律神経失調症、円形脱毛症などについて』 | ||||||||
| 『桂枝加竜骨牡蛎湯』(けいしかりゅうこつぼれいとう) | ||||||||
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自律神経失調症とは? 寝不足が続いたり、不規則な生活、強度のストレス等により、身体を働かせる自律神経のバランスが乱れることがあります。 個々に症状のバラつきはありますが、まず感覚器の症状から入ってくると私は思います。 症状は頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、うつ傾向、食事がまずいなど・・・さらに上記症状が複合したり、消失したりとさまざまですが、進行すると手足のしびれ、痛み、陰部のかゆみ(特に女性)、不眠傾向、過呼吸などの症状が断続的に起こり、しぶしぶ重い腰を上げ、病院の門をくぐる方が多いのではないでしょうか。 当店の漢方外来で舌診をすると、舌ゴケがびっしりと白く付着し、進行したケースによっては舌の奥に黄舌苔を認めることもあります。 これでは食事をしていても「砂」を噛む感じで、すこしも美味しくはないでしょう。 唇の色、吐く息、つまり口臭はないものの、眼球の白眼の部分がやや黄色い濁りを認めることもございます。 ご婦人を対象としたレディース漢方外来において、最近特に多いのが、原因不明の外陰部の痒み。 病院における精査でカンジダCandida albicans、真菌などもなく、他に菌検索をしても検出しない場合、単なる更年期神経症で片付けられてしまう症例も多いと思います。 自律神経失調症の治療の難しさ 私達の問診経験からすると、そのほとんどが自律神経失調症の場合が多く、漢方の服用により改善するケースが極めて多いと思います。 病院検査で血液生化学、精密検査等の結果、特に器質な病変を認めず、「異常なし」という形になると、診断結果は『自律神経失調症の疑い』という形になる・・・かもと伺いました。(某ドクター談) 実際に処方されるのは精神薬に類似している「グランダキシン」又はハイゼット(ガンマーオリザノールという成分です)又は不眠傾向を訴えるのならば軽い睡眠導入剤(例、デパス)などが処方されると思います。 こういう疾病こそ漢方! 断続的に続く頭痛(循環器系など他薬剤投与による血管痛を除く)やメニエールの正式診断は受けてはいないが、抗めまい薬を常用している方。 習慣的に睡眠導入剤を服用してしまう方。 さまざまなご相談をお受けいたします。 漢方薬は効き目が遅い、味がまずい。高いと病院志向の患者様からは酷評を受けることがありますが、病院には保険もきく医療用製剤も取り扱えますので、現代では決して「高額」とは一概には言えません。 効き目の方も、そういうはっきりしない漠然とした症状や、西洋医学では苦手な分野の症例には最も得意とするのが漢方療法でしょう。 特に、この自律神経失調症には漢方薬が向いています。 この症例のお客様で当店で現在使用している漢方処方のトップは、『桂枝加竜骨牡蛎湯』(けいしかりゅうこつぼれいとう)という処方です。 とても長い処方名ですので、すぐ覚えられませんが、ツムラの26番、小太郎のN26番(医療用です)と言った方がわかりやすいでしょう。 「プロたんの漢方がよく効いた・・・。」と東京とは言えローカルですので、狭い土地柄ゆえ噂が町に広まり、(良くも悪くもすぐ広まります。) その噂を聞きつけて、またお客様がご相談においでになる。 とても嬉しいのですが、近隣の医師から、『プロたん薬局の漢方薬は何を使用しているの?』と質問がございました。汗 小児神経症、夜泣きの漢方がなぜ?? 種明かしをすれば・・・。 実はこの処方の伝授は過去私の母校の恩師から教えて頂いた処方です。 『桂枝加竜骨牡蛎湯』の由来は小児神経症、夜泣きであり、メーカーの添付文書を見ても、どこにも自律神経失調症とは記載されていません。 従って、病名重視する病院の保険診療ではひょっとして処方してくれないかも知れません。その考え方も医師によってまちまちと言えるでしょう。 症例の多い円形脱毛症への使用 当店では、この処方を過去、『円形脱毛症』の患者さまに使用し相当数の成功例がございました。現在もその症例には使用しております。 そして、今回の原因のはっきりしない自律神経失調症には必ずと言っても良いほど処方し、それなりのリピートもお受けしております。 自律神経失調症は東洋医学的思想から申すと、「気」の乱れであり、バランスを失っている状況とも言えます。 デリケートな状態の上に、さらに強い薬剤を使用すると余計に悪化する症例もあり、そこが神経症との大きな違いであると私は思います。 体に優しく働きかけ、「気」の巡りを良好にする「桂枝(けいし)」と、鎮静作用のある牡蠣(ぼれい:カキ殻)を渾然一体とした処方、それが『桂枝加竜骨牡蛎湯』です。 投薬期間は概ね三ヶ月程度が多い 症例や症状により、その改善度が個別に違い、一概には申せませんが、概ね三ヶ月は服用するとほぼ改善してしまうようですね。 対症療法とは違い漢方は原因療法になるわけで、体質改善を促します。 副作用はほぼ皆無と申してよろしいと思います。 過去20年間の足跡の中で、この処方が指摘された副作用情報は未だ経験しておりません。 もっとも幼児の服用可能な漢方ですので、そのようなことがあってはならぬと申し添えます。 長年、自律神経失調傾向でお悩みのお客様、これを読まれていて思い当たるケースがあるようでしたら、ぜひ一度、お試しください。 自律神経失調症は単にデリケートな方だけではなく、性格的に几帳面な方、バリバリ仕事をこなされていて、とても気配りの利く方、ご性格的にも繊細な芸術志向、職人気質など『パーフェクト』という言葉を愛する方かも知れません。 以上、あくまでも私の経験論からの意見です。 〔2008年7月〕 |
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【製品データーご参照】 この処方の製品は各種ご用意しております。 ▼サンワ桂枝加竜骨牡蛎湯エキス錠(人気の錠剤タイプ!) 徳用1000錠もねらい目ですね。 http://www.protan2002.com/sanwa/18.html ▼一元錠剤 桂枝加龍骨牡湯350錠(こちらは原末配合) こちらはとてもリーズナブルですので、お若い男女に人気! http://www.protan2002.com/list2/105.html |
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